【ワンピース ネタバレあり】ヤマト、ついに麦わら海賊団入りか?『”火ノ傷”の男』とは一体…?【1056話 “CROSS GUILD”】

8月6日に公開された『ONE PIECE FILM RED』。来場者特典として「ワンピース 四十億巻」が配布されています。この四十億巻、ONE PIECE FILM REDのストーリーやキャラクター設定、相関図などが紹介されているのですが、その中にシャンクスに関する重要な設定がサラリと公開されています。

ワンピース本編の中にさりげなく仕込まれていた伏線を回収するような情報であり、シャンクスってもしかして〇〇〇?と新しい想像が膨らむような内容になっています。ぜひみなさんも自分の目で確かめてみてください。

それでは早速今週のお話を見ていきましょう。

宴が終わった後のひととき

花の都のお城では、赤鞘のサムライたちが緑牛との戦闘で傷ついた雷ぞうとしのぶを看病しています。

緑牛に栄養を吸い取られてしまった2人は哀れミイラのようにやせ細った姿に。

久里にいたために緑牛との戦闘に参加できなかった錦えもんはみんなに頭を下げます。

それは仕方なかった、モモの助の活躍のおかげで被害は最小限だった、それよりお鶴の様子はどうだったか?と問われて、「20年経っても美しく…」とのろける錦えもん。みんなからすかさずツッコミを受けます。平和なひと時です。

そこに呼ばれて登場したのはキャロット。

「ゆガラ この先モコモ公国の"王"になれ」とさりげなく重大なことを告げるネコマムシ。

驚くキャロットに、イヌアラシとネコマムシはこのままワノ国に残り、光月家の侍としてモモの助に仕えることにしたと告げます。キャロットは海外に出た数少ない人材であり、次の時代に必要なものを持っているだろうと期待して次の王に指名したとのこと。

さらに、キャロットはその心に今はなきペドロの意志を継いでいる…とイヌアラシ。

『「ゾウ」は…….若けェモンに任すぜよ!!』とネコマムシとイヌアラシは後進に道を譲ることになりました。

続いて、モモの助と日和に自分がおでんの父であると打ち明けた光月スキヤキ。

両親を失った自分達には肉親がいるだけで心強い、と祖父との邂逅を泣いて喜ぶ二人。

実は河松や傅ジロー、菊之丞らは天狗の正体がスキヤキであることを気づいていたとのこと。錦えもんを除いて。

スキヤキは表舞台に再登場することは望まず、隠居することに。錦えもんも「生きていて頂けるだけで"力"でござる」と答えます。

シーンは変わって麦わら海賊団へ。古代兵器プルトンが実在したことに驚きの声をあげるフランキー。ルフィもいらないと言いますが、ロビンとしてはなぜおでんはそれを解放しようとしたのか疑問に思っています。

そこに、回復したしのぶとお玉が登場します。しのぶは幸か不幸か元の体型に戻りきれず、スレンダーな美人となっています。アルビダのビフォーアフターのよう。お玉はしのぶに弟子入りしたとのこと。

微笑ましい乱入者のおかげでプルトンの話は終わってしまったのですが、この話を廊下で聞いていた人物がいました。

カリブーです。

“プルトン"がワノ国にあることを聞いたカリブーは、「あの人」に知らせないといけない、と何者かにコンタクトを取ろうとします。どうやらその人物には"ポセイドン" の情報も流している様子。「あの人」とは一体誰なのか…

ワノ国からの出港

数日後、順調に復興に向けて動いている花の都。

モモの助も周囲から将軍!と嬉しそうに声をかけられるようになっています。

そんな中、ゾロに剣術を教えてもらおうと麦わら海賊団の部屋を訪ねると、そこはもぬけの殻。

城の中を隅々まで探しますが、麦わら海賊団のメンバーは誰一人見つかりません。

日和にどこに行ったか尋ねてみると、朝からみんなにあいさつをして行ってしまった、という答えが。

驚くモモの助。自分にはあいさつなんてなかったのに…?

途中で合流した錦えもんも同様に、傅ジローたちにはあいさつがあったものの自分のところには何もなかったと慌てています。

確かに、なぜモモの助と錦えもんにだけ何も知らせず出てしまったのでしょうか?

“CROSS GUILD" (クロス・ギルド)

その間、ルフィたちは「兎丼」のトカゲ港に。

ローやキッドたちの船と出発のタイミングが被ってしまったので、せめて進む方角を分けようと話し合いが行われています。ログポースが示しているのは「北東」「東」「南東」の3つ。

ルフィとキッドは「東」、ローは「北東」を選択。

被った2人はくじ引きの結果、キッドが「東」、ルフィたちが「南東」となりました。

『「四皇」なのにくじ引き負けた〜』とキッドを挑発するルフィ。

「四皇」にしては子どものような挑発ですが、キッドには効果があったようです。

ただ、キッドがさらに頭にきているのは同じ四皇であるバギーであると言います。

そして差し出したチラシには、バギーと共にクロコダイルと鷹の目のミホークの姿が。見ようによってはバギーの傘下に入ったようにも見えます。

『この2人を本当に従えてりゃあ確かに「皇帝」と呼ばれて然るべき….!!』とローもこぼしてしまいますが、ルフィは「あいつアホだぞ? 何が起きたんだ」と懐疑的な様子。この3人の実力をよく知っている人であれば当然の反応ではありますが、バギーの「見せ方」が上手い、ということなのでしょうか。

どうやらこの「クロス・ギルド」という会社が、海兵に懸賞金をつけ始めたとのこと。海賊派遣で稼いだお金を原資にしているのでしょうか。バギーは経営の才能はあるのかもしれません。

ワノ国を出発しようとするキッドに、「お前らにも得る権利がある」とワノクニの"ロードポーネグリフの写し"を手渡すロー。抜けがけはつまらねェと、素晴らしいフェアプレー精神です。

“ワンピース"争奪戦に参加するにはロードポーネグリフの方にも本腰入れないとな、というキラーに対し、

“火ノ傷"の男を探せってのか? アテがなさすぎる…….!!!』と答えるキッド。

“ヒノキズ"という単語にピンとこないルフィやロビン。それをみて「知らねェのか じゃあこっちにゃ好都合」と笑うキッド。ただし、どうやらローは何のことかわかっている様子….

ヤマト、麦わら海賊団入りか?

花の都ではモモの助と錦えもんがヤマトの捜索中。

呼びかけに答えたヤマトはいつもの通り、城の屋根の上。

「さて!!決めたぞ!! ルフィ達の所へ行くか!!」「僕は!!! 光月おでんの様に生きる!!!」

ーーーというところで次のお話へ続きます。

残された謎と新しい謎

緑牛戦も終了し、幕間の様な平和な回でしたね。キャラクター達のやりとりが非常に微笑ましいです。

ただそんな中にもまだ明かされていない謎がちらほら。

以前から残っている謎としては「おでんが開国(=兵器の解放)をしたがっていた理由」。

新しい謎としては、

「カリブーとつながっている"あの人"」

「ルフィ達がモモの助と錦えもんにだけ挨拶なしに出て行ってしまったワケ」

「"火ノ傷"の男」。

最終章に入って、終わりがそろそろ見えてきているのにも関わらずこのタイミングで新しい謎を出してしまって回収は間に合うんでしょうか?w

「カリブー」「あいさつなしの謎」あたりはすぐに明らかになりそうですが、「"火ノ傷"の男」についてはそんなにすんなりと回収できるものでしょうか….

今後の展開が非常に楽しみですね。

先週から3号連続で掲載されている、映画でウタが歌う楽曲の誕生エピソードの書き下ろしマンガですが、今回は「世界のつづき」という楽曲に関するエピソードです。

映画を見てからこのエピソードをみるとグッとくるものがありますね。これから観るよ、という方は観終わった後に改めて読んでみてください。

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