【ワンピース】クローバー博士!ドラゴン!そしてサウロ再び…!! 1066話 “オハラの意志” まとめ 【ネタバレあり】

ワンピース最新話更新です!今週も怒涛の展開が続きます。懐かしのあのキャラも登場で超胸アツ展開。

今週の注目トピックまとめていきます。

ベガパンクの語る"ある王国"の仮説

ベガパンクの数々の発明が既に「過去」に存在していたかもしれないということを聞き驚くサンジたち。

ベガパンク(PUNK-01)はその仮説を立てた理由として、「かつて考古学に命を賭けた男がその王国を炙り出し…それはある場所で発見された"機械"が製造された年代と合致する….」と言います。

その機械は「空白の100年」に作られたものなのかというロビンの問いに「キミはどこまで知ってる?」と逆質問で返すPUNK-01。

ここからPUNK-01はバスターコールで滅んだオハラについて、彼の考えを語り出します。オハラが壊滅した原因はその王国の存在に気づいてしまったことだと。

オハラがたどり着いた仮説とはすなわち、『"空白の100年"とは….かつて存在した高度文明の"ある王国"と"20の王国"の戦いの歴史…戦いに勝った"20の王国"はその後「世界政府」を発足し今の政府を作った…!! ーそして"ある王国"の思想を誰にも継がせない為 歴史からその全てを消し去った….』というもの。

この話を知ったものは消されてしまうということを知って慌てふためく麦わらのクルーをよそに、PUNK-01は『もしオハラがこの"仮説"が原因で消されていたとしたらそれはもう政府が「事実」と認めた様なものじゃないか』とロビンに問いかけます。

ロビンはベガパンクがどこでその仮説を知るに至ったのかを訝しみます。政府に所属しようがこの仮説を口にしてしまえば消されてしまう。オハラの文献はもうなくなってしまった。だとしたら一体どこでベガパンクはこの説に辿り着いたのか?

ロビンの問いに対して、ベガパンクの口から出た言葉は「オハラの意志は生きている」。

実はオハラでのバスターコールがあった数ヶ月後には、ベガパンクはオハラを訪れていたとのこと。なんとオハラのクローバー博士とは面識があったそうです。

若かりし日のクローバー博士。剣をもつその姿は海賊そのもの。髪型と髭がオハラ時代とは違う
41巻に登場した時は真面目そうな人物だったのに

ベガパンクが語るクローバー博士はなかなかやんちゃな人物で、"空白の100年"に執着するあまり世界中の文献を求めて冒険をする男だった様です。なんと10回も海軍に逮捕・投獄されているそうです。これはほとんど海賊と言っても過言ではなさそう。こうしてクローバー博士は世界一有名な考古学者になったとか。

壊滅したオハラを訪れたベガパンクは、焼け野原となった島の中央の湖の底に大量の文献が沈んでいたのを発見します。これを見た時、未来に残すべき"財産"を守って死んだオハラの学者たちを思い、涙が止まらなかったと語るベガパンク。

湖を埋めつく本の描写は41巻に確かにあった

これを聞き、オハラでの出来事を思い出して涙するロビン。ベガパンクの予想通りオハラはその「王国」の存在を暴いたと伝えます。湖にあった文献のありかについてロビンが問うと、ベガパンクは焼け野原のオハラ出会った人物たちの話を始めました。

22年前、バスターコールから数ヶ月後のオハラ – 本を運び出す巨人族、ドラゴンとベガパンク

バスターコールによってオハラが消された数ヶ月後、当時はまだ「本体1人」だったベガパンクがオハラを訪れると、巨人族が湖から文献を引き上げているところに遭遇しました。

この本の価値を知っているのかとベガパンクが対応に困っていると、背後から「久しぶりだな」という声が。

なんとそこで声をかけてきたのはドラゴン。この頃はまだ「自勇軍」という部隊を率いていた様です。そしてベガパンクの本体がこちらで初登場。頭がデカい!シーザーとの過去のやり取りでシルエットで登場していたのはコイツでした。

シーザーと同僚だった時のベガパンクのシルエット

ドラゴンいわく、あの巨人たちは盗賊ではないとのこと。エルバフからやってきており、本の価値は十分に理解しているそうです。船長は全身に包帯を巻いた妙な男で「オハラが命懸けで残した財産はこのまま世界から消させやしない」と言っていたと語ります。

ドラゴンは続けて世界政府側の人間になったベガパンクについて強い嫌味を多い放ちますが、「お前らの様な貧乏軍隊で何を作れる!?」とベガパンクは堂々と反論します。これにはドラゴンも「わかったよ 相変わらずの正直者だな….」と呆れ顔。ベガパンクが世界政府側についた理由が純粋に研究と発明のためであることがわかっているからこその軽口だったのでしょう。

そんなドラゴンに『「世界政府」は馬鹿でかい組織….海軍には特に話のわかるものも多い…!! 標的は見失うなドラゴン…』と釘を刺すベガパンク。どうやらこの頃からドラゴンには明確に狙っている対象がある様です。

このオハラの一件を受け、ドラゴンは戦える"軍隊"を作ることを決意し、イワンコフとくまと共に「革命軍」を作ることになります。非力な学者が暴力で叩き潰されたオハラの件は、元々戦争を嫌っていたというドラゴンに武力を持つことを決心させるほど衝撃的なものでした。

ちなみにオハラの文献は全てエルバフに保管されているそうです。ベガパンクは世界政府に見つからないように内密にエルバフを訪れ、資料を全て読んだそうです。すなわち、オハラが解き明かした世界の謎はベガパンクに受け継がれ、今もなお研究は進められているということ。

ベガパンクこそがオハラの意志を継ぐものだったのです。

ロビンは嬉しそうに涙を流しながら、その巨人族の船長の名前は"サウロ"だろうと尋ねます。

名前は口外できないと言いつつ、明らかに肯定と取れる回答に涙を流しながら笑顔を見せるロビン。オハラの想いをつないでくれたことに対してPUNK-01に感謝の言葉を伝えます。

青キジが止めを刺さなかったのは情けか別の理由か

ここでPUNK-01はロビンたちに「見せたいものがある」と、ロビンたちのシューズを操作し自分の後をついてくるように操作します。

本体もまだいたDr.ベガパンク!結局全部で7人いる!

場面は変わって「エッグヘッド」工場層(ファビリオフェーズ)スクラップ場。

ゴミの中に埋もれた巨大ロボの残骸に興奮するルフィたち。乗り込むところがないから自分で動くタイプであると勝手に盛り上がり、ルフィとチョッパーはロボを動かすための掛け声を探すのに夢中です。

すると、突然ボワン!とロボから衝撃が起こり、ロボのボディに体が半分めり込んだ老人が登場します。「瞬間移動中に時空が歪んでしまったか!?」とか言っているこの人物は一体….

ルフィに体を引っ張り出してもらったこの老人はお礼を言いながらも「お前はドラゴンの息子じゃな!? 来とるのは知ってた!!」「そしてボニーか!!大きくなったな!!」とハイテンション。

もちろんこの老人もベガパンク。回想に出てきた人物とデザインがほとんど同じなのでまあ本体と考えていいのでしょう。

回想では長い長い頭が今は額のあたりで切断され、頭頂部はリンゴの蓋でカバーされていることと、語尾が「クエーサー」になっているところが気になるところです。

正式にSSG班長という肩書きも紹介されており、本体確定か

このベガパンク、他の6人とはどういうつながりになっているのでしょうか?

ーーーというところで次のお話へ続きます。

このベガパンク本体 (暫定)が登場した後の展開とPUNK-01の見せたいもの、非常に気になりますね。次回も楽しみに待ちたいと思います。

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