ネットフリックス4-6月期の決算発表。ユーザー減少数は90万人と事前の予想を大きく下回る
ネットフリックスが2022年第2四半期(4-6月)の決算を発表しました。
Bloomberg -ネットフリックス4-6月会員数、減少は予想の半分未満-株上昇
売上高は予想は80.3億ドルに対し、79.7億ドルでした。
1株あたりの利益(EPS)は予想2.95ドルを上回る3.20ドルでした。ただし、これには為替による追い風を受けた部分があり、特殊要因によるものと見られています。
事前に心配されていた加入者数は-97万人と、同社が事前に出していた-200万人を大きく下回る結果となりました。第3四半期の新規加入者は+100万人を見込んでいます。
心配していたよりも加入者の状況が良かったこと、売上、EPSともに予想を上まったことに安堵したのか、同社の株価は時間外で7.8%上昇しています。
ストリーミング業界の未来を占う同社の決算が無事に終了し、ひとまずは安心といったところでしょうか。
ただし、同社が発表した第三四半期のガイダンスを見ると、
売上予想81億ドルに対し78.38億ドル、EPS予想2.76ドルに対し2.14ドルというどちらも予想を下回る、弱気の数字が出されており、未だ厳しい状況にあると認識している様子が見てとれます。
昨日発表したアカウント共有への追加請求、広告つき低価格プランのリリースなど、今後の成長に向けて同社は施策を発表しています。これらが功を奏するか、今後に注目です。
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