【7.22回】ゾンビ映画にどハマり?話題の台湾ゾンビ映画『哭悲(こくひ)』の感想は?【問わず語りの神田伯山】

今老若男女問わず大人気の講談界の風雲児、神田伯山がTBSラジオをお送りしている30分番組『問わず語りの神田伯山』。最近話題になっている『哭悲(こくひ)』という台湾のホラー映画を見に行ったようで、それをきっかけにゾンビ映画の面白さに目覚めかけたそうです。関連して他のゾンビ映画やyoutubeチャンネルの紹介もしてくれています。番組後半ではまた別の話題で、今所沢の角川武蔵野ミュージアムで行われている「体験型ゴッホ展」のお話も。

今週も相変わらず毒満載の伯山節前回で、抱腹絶倒の30分になっています。

【まだお聞きでない方へ】伯山、ゾンビ映画にもう夢中!? 講談師・神田伯山(かんだ はくざん)のラジオ『問わず語りの神田伯山』(2022年7月22日放送分)

話題のゾンビ映画『哭悲』とは?

もともと2021年に台湾で公開されたホラー映画で、ジャンル映画の権威であるシッチェス・カタロニア国際映画祭のMidnight X-Treme部門に正式出品されたほか、ファンタジア国際映画祭で初監督作品を扱う部門で最優秀映画賞を受賞するなど、各国の映画祭を席巻しました。また、アメリカの映画レビューサイトRotten Tomatoes でも95%と超高評価で大絶賛されています。あまりにも残酷な描写に世界が戦慄したエクストリーム・ホラー映画です。

公式サイトはこちら

ホラーの中でゾンビ寄りの映画になっているのですが、これが過去のどんなゾンビ映画と比べても描写が過激すぎるらしいです。

具体的には出血の量が凄まじく、開始15分あたりを過ぎた頃からずっと流血シーンがつづくとか。全編を通してスペインのトマト祭りかってくらい画面が赤く染まるそうです。

スペインのトマト祭りの様子

あまりに血が出過ぎるので逆に面白くなってしまうレベルらしいです。俄然興味が湧いてきたので今度見に行ってみようかと思います。

その他、ゾンビに関係するところではゾンビ店長の「日刊ゾンビ」というYoutubeチャンネルが伯山先生のおすすめだそう。特に「ゾンビーノ」という2007年にカナダで公開されたゾンビ系コメディ映画がおすすめだそうです。

体験型ゴッホ展「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」

番組後半では、埼玉県所沢市の角川武蔵野ミュージアムで行われている「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」という展覧会に足を運んだことをお話ししています。

独特の形をしている角川武蔵野ミュージアム、設計は隈研吾さんなのですが、伯山先生はこの世界的に評価されている建築家に対しても堂々と毒を吐いていきます。さすが将来の人間国宝は違います。

ツイッターに写真をあげていらっしゃる方のポストを見るとゴッホの作品が本当に360度映し出されており、作品の世界に没入できるようになっています。これはなかなか面白い試みですね。

https://twitter.com/9fqHogu1IK0Csbk/status/1544122002726092800

確かにゴッホ本人が実際に書いた作品の展示はなさそうですが、これはこれでとても楽しめるのではないかと思います。ただ、確かにこれに興味を持つような人は一定の層に偏りそう。

番組の中では、「意識の高そうな」「アンテナをよく張っている」ような若い人たちが目立っていたと言っていました。

このゴッホ作品の世界観を360度体験できるセクション、写真で見ると本当に素敵に見えます。写真でも確認できるようにこのセクションにはイスが設置してあって座って鑑賞できるようになっているようですが、当日はカップルが多かったせいなのかこの様子を見て伯山先生は「ハプニングバー」のようだったという感想をお持ちになったようでしたw

そんなこと言うものだから気になって調べてしまったんですが、全然そんなことなさそうで安心しましたw もしかしたら実際にその場に言ってみると同じような感想を持つのかもしれませんが。いや流石にそんなことはないか。

こちらの展示は11月まで行なっているようですので、この夏休みに訪ねてみても良いかもしれません。

【まだお聞きでない方へ】伯山、ゾンビ映画にもう夢中!? 講談師・神田伯山(かんだ はくざん)のラジオ『問わず語りの神田伯山』(2022年7月22日放送分)