【ネタバレ】チェンソーマン第2部 突然の悪魔との遭遇で大ピンチ!【101話 放課後デビルハンター】
藤本タツキ先生の大人気マンガ、チェンソーマンの第二部がジャンプ+でスタートしました!第一部<公安編>に続く第二部は<高校生編>。 8/3に更新された101話 「放課後デビルハンター」はどんなお話だったのでしょうか!?
チェンソーマン 第2部 101話 「放課後デビルハンター」ストーリー
ユウコに靴を借りて家まで帰った次の日の朝。学校の下駄箱でアサがユウコに靴を返そうとするシーンから始まります。
どことなく前より心を開いてくれたように(微妙に)見えるアサの表情に嬉しそうなユウコ。
放課後に街に出て悪魔を探さないかとアサに持ちかけます。
「まあ…..行こっかな」と、確実に以前よりもアサは心を開いているようです。
放課後、ベンチに腰掛けたい焼きを食べながら雑談にふけるアサとユウコ。どうやら吉田は学校をサボっているらしい。
「デビルハンター部に入る気ないのかなあ」とこぼすユウコ。確かにあまり熱心に入部する必要はなさそうです。
「ユウコはどうしてデビルハンター部に入ろうと思ったの?」と尋ねるアサ。1話のひねくれた感じから比べるとずいぶんと人と関わろうとするようになっています。成長…!!
理由はもちろんデビルハンターになりたいから。給料もたくさんもらえるし。それに親を悪魔に殺されちゃってるから。なんか復讐者って感じでピッタリじゃない?と軽い感じで答えるユウコ。
「私もっ 私も親悪魔に殺されてるっ!」
と妙に熱っぽくリアクションしてしまうアサ。思わぬ共通点に嬉しくなってしまったようです。
だからアサちゃんもデビルハンター部に入ろうと思ったんだ!というユウコの質問には「まあうんそんな感じ….」とお茶を濁しています。まさか悪魔との取引の一環で入ろうとしているとは言えません。
2人の共通点に喜びを感じているのはユウコも同じようで「デビルハンターになったらバディ組もうよバディ!復習の女二人処刑人って感じで!」と一人で大盛り上がり。
なれたらね…..と濁した返事をすることしかアサにはできません。
ここでユウコが席を立つトイレに向かいます。
すると、戦争の悪魔が現れ「ユウコは殺したほうがいい」「ユウコを殺して武器にしよう」と持ちかけます。
困惑するアサに畳み掛ける戦争の悪魔。
どうやら戦争の悪魔の能力は、武器にするものの罪悪感が高ければ高いほどより強い武器になるとのこと。つまりアサがユウコを殺す際には罪悪感を強く覚えるので、ユウコは非常に強い武器になりえるということのようです。
戦争の悪魔は田中先生を殺すのに全くためらいも罪悪感もなかったと思いますが、それでも悪魔になった委員長を楽々倒せるだけの殺傷能力はありました。そう考えると確かにユウコを武器にできたら相当強い武器になりそうです。
突然の戦争の悪魔の非道な提案に焦りながらも必死に話をそらそうとするアサ。
私のことをお前って呼ばないで!ちゃんとアサって呼んでよと押し切ります。悪魔相手にここまでの態度に出られるとは…..強い。
「お前だって私をアンタとしか呼ばないじゃないか」と不満げな戦争の悪魔に対し、長くて言いにくいからだと返すアサ。確かに長い。
その言葉に思うところがあったのか、「言いにくいのか…」と少し考えてから、
「じゃあ私のことはヨルと呼べ!」
と自らに新しい名前をつけた戦争の悪魔。
アサは話を逸らすことにとりあえず成功しました。ただヨルも「もっと仲良くなってから武器にした方が良いしな」と呟いているので油断はできませんが。
ただしアサにとってはヨルの思惑、チェンソーマンやユウコの武器化なんて物騒な話はどうでもいいのです。
「こんなに楽しいのなんて久しぶりなんだから 他は全部どうでもいい」
アサ……!! (涙)
ここで少しシーンが変わり、街頭演説をする男の姿が。
「皆さん 日本人の主な死因をご存知でしょうか?」
「今 私の周りには20人ほど話を聞いてくださる人たちがいますが」
「この中で老衰で死ぬことができるのは5人のみです」
「残り5人が病気で死に」「1人は交通事故」「1人は人間に殺され、もう1人が自ら死を選びます」
「そして残りの7人が悪魔に殺され死ぬのです….!」
と悪魔の恐ろしさを懸命に訴えかけています。確かに大体3分の1の人たちが悪魔によって殺されているのは恐ろしい社会だと思いますが、20人に1人が人間に殺されたり自殺をするというのも相当酷い社会です。
この男は「我々日本人はもっと危機感を持つべきだ」と主張を続けます。
「もう一度言います! 20人中7人が!! ある日突然悪魔に殺されているっ!!」
男の演説に呼応するかのように、今まさに悪魔に出会ってしまったアサとユウコ。絶体絶命です。
形状から察するにコウモリの悪魔である模様。
この悪魔に襲われ、すでに3人ほど死傷者が出ているようです。
そこに現れ「悪いニュースが2つある」と冷静にアサに語りかけるヨル。
「1つは 現状の私達じゃあそこにいるコウモリの悪魔に勝つ事はできない」
「もう1つは今わかった事だが アサが酷く恐怖している時私は体を乗っ取れないらしい」
なんと…!悪魔が出てきた時にはヨルに変わってもらい戦闘を任せるといった都合のいいことは今はできないとのこと。悪魔に襲われても落ち着いていられるようにアサが成長しないといけないようです。
「ゆっくり 静かに逃げろアサ」と、ヨルは冷静にアドバイスしますが、普通の人間には無理。
全速力で逃げ出したアサとユウコを全力で追いかけるコウモリの悪魔。
捕まったら即死の恐怖の逃亡ゲームがスタートです。
「ゆっくりっつったろ!馬鹿!!」というヨルの怒りも虚しく響くだけ….
————
というところで次回のお話へ。
この後の展開はどうなるのでしょうか?可能性があるのは、コウモリに襲われて大怪我をしたユウコを、放っといて死ぬだけだからと武器化する展開。もしくは吉田が助けに来てくれる展開。もしかしたらここでチェンソーマンが登場して助けてくれる、という可能性もあるかもしれません。
非常に続きが気になるところですが、次回の更新は2週間後の8月17日。
それまで楽しみに待ちたいと思います。
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