【G1 CLIMAX32】衝撃の結末…!! 怪物ジョナ、オカダ・カズチカをパワーで粉砕!連勝街道にストップ【大阪大会2日目】
「記録的猛勝負」と銘打たれたG1 CLIMAX32 大会、8月7日の本日は大阪大会2連戦の2日目。公式戦のカードは、アーロン・ヘナーレ vs EVIL、 トム・ローラー vs バッドラック・ファレ、 ジュース・ロビンソン vs エル・ファンタズモ、石井智宏 vs チェーズ・オーエンズ、そしてメインがオカダ・カズチカ vs ジョナ。
衝撃に続く衝撃。ついに巨大な相手を仕留める術を体得したかに見えるトム・ローラーのフィニッシュ。ファンタズモの反則負け、チェーズの真っ向勝負での勝利。劇的な幕切れが続く刺激的な展開でした。
ただ、それでもメインイベントでの衝撃は頭ひとつ抜けていたと思います。それだけショッキングなラストでした。
オカダ・カズチカを完全に圧倒したジョナのパワー
最初のロックアップから会場にどよめきが走りました。
オカダ選手がどれだけ押し込んでもジョナ選手が全く動かない。前の試合でファレ選手を投げ飛ばすくらいでスカラ、オカダ選手は決して非力な選手ではありません。むしろそのパワーには定評があります。そのオカダ選手がどれだけ押し込んでもビクともしなかった事実は、ジョナ選手が比類なき怪力であることをこの上なく雄弁に語っていました。
そしてジョナ選手の腹攻め。コーナーでのショルダータックルの後のオカダ選手の苦しそうな声が会場に響きます。オカダ選手がここまで苦しそうな声を漏らすのは初めてかもしれません。
場外での戦いでもものすごい勢いで鉄柵にオカダ選手を投げ飛ばすジョナ選手。
試合はジョナ選手が完全にコントロールしているように見えました。力で相手を圧倒することで試合の主導権を握っています。
オカダ選手も負けじとトペ・コンヒーロやボディスラム、マネークリップといった大技で反撃したり、丸め込みでペースを奪おうとしますが、なかなか主導権を握ることができません。
最後は、オカダ選手のコーナートップからのミサイルキックをカウンターのパワーボムで迎撃し、そのまま続けてブラックフォレストボム。そしてとどめ一撃トーピード。見事オカダ選手をしとめてジョナ選手が勝利。
振り返ってみてみれば、最初から最後までジョナがパワーで圧倒しており、オカダ選手はいいところを出しきれずやられてしまったという印象が強く残りました。
160kgの巨体を持つジョナ選手がコーナートップから飛んでくるというトーピードは、炸裂するだけでかなり衝撃的なのですが、今回はそれに加えてあのオカダ選手がここまで追い詰められてしまうのか、という点でもショックの大きかった試合だったと思います。誰もがオカダ選手の勝利で締めくくると思っていたメインイベント。
「レインメーカーショック」ならぬ「トップ・ドッグ・ショック」が大阪の会場を包み込むことになりました。
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衝撃の大阪大会2日目を終えて、現在の星取り表は下記のようになっています。
G1も後半戦に差し掛かり、残りの試合数が少なくなってきました。タマ・トンガ選手は次の広島大会で9日、10日と連戦、タイチ選手とYOSHI-HASHI 選手は13、14の町田&長野大会で連戦となっています。この激しい試合を2日連続で行うのはめちゃくちゃハードだと思うのですが、勝率に影響したりしないのでしょうか。。。。
次は8月9日~10日の広島大会。カード詳細はこちら(9日、10日)をどうぞ。
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