書評

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『怖い絵』シリーズで有名な中野京子先生の最新作。同シリーズは、名画の中に描かれたアイテムの意味や描かれた時代背景、シーンの説明を通じてその絵が持つ不気味さや悲惨さなどの「怖い」一面を次々に浮き彫りにしていく。知識が増えることで目の前に ...

その他,書評

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この本を読んでみようと思ったのは、作者の辻村深月さんのインタビューを掲載した週刊現代の記事。

辻村深月さんが『嘘つきジェンガ』で描いた“騙す側”と“騙される側”の「駆け引き」の面白さ

「騙す側と騙される側の「駆 ...

書評

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クズとワルしか出てこない。

最低にして最高。

ー 伊岡 瞬

いきなり引用で申し訳ないのだが、本書のあとがき「悲劇と喜劇」が秀逸なので紹介したい。

「人生は近くで見る

書評

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自分のイヤフォンがどのようにノイズキャンセリングをしているか、説明できますか?

白状しよう。自分は高校生の時に理数系科目を諦めた。数学やら科学やらがどんどん抽象度が増してきて、現実世界と結びつきがある

書評

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移植手術を巡り葛藤する新米医師 ー 「優先順位」。安楽死を乞う父を前に懊悩する家族 ー 「詐病」。過激な動物愛護団体が突き付けたある命題 ー 「命の天秤」。ほか、生命の現場を舞台にした衝撃の医療ミステリ

書評

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ミステリ界の超新星が仕掛ける、罠、罠、罠、罠、罠。

家庭教師の仲介営業マンとしてしのぎを削る大学生。娘のパパ活を案じながらも、マッチングアプリに勤しむ中年男。不妊に悩んだ末、精子提供を始めた